朝日新聞は昨夏から「百年 未来への歴史 デモクラシーとデモクラシーと戦争」と題して継続的に大々的なキャンペーン記事を掲載しています。
今日(2025.1.27)の特集は「混迷の戦間期 時代が映す道しるべ」。
—―20世紀の両大戦に挟まれた戦間期、国々は民主主義と国際協調への歩みを止め、抑圧と対立の道に迷い込んだ。再び針路を誤らないために、百年の歴史の中から何を道しるべに選ぶべきか
と意図を示したうえで、内外の歴史学者(ブレンダ・シムズ、荻野富士夫、五百旗頭薫、タラ・ザーラ)へのインタビュー記事とともに「百年チームおすすめ 戦争と今を考える22冊」が掲載されています。
下記のように、女性史・ジェンダー史の視点から、川名紀美著『女も戦争を担った 昭和の証言』とともに加納実紀代著『新装版 女たちの<銃後>』(増補新版、インパクト出版会)の2冊が推奨され、「戦争と今」を考える/語るときに欠かせぬ書籍として位置付けられています。加納さんらが「女たちの現在(いま)を問う会」と名付け「女たちの銃後史」に取り組んだまさにその問題意識が、2025年とのあいだ、ことにあいだの周縁を確実に掬い上げ、再びわたしたちに届けられているのではないか。そんな気がします。
このホームページの扉は「現在的な<問い>をもったとき、必要な資料がここにはある」です。「資料室は<問い>でつくられ、<問い>をひらく」という思いを強くしています。

